大好きな彼と、彼女と同棲を考えたことはありますか?同棲するとなると特に女性が気になるのは、その後、結婚できるのかな?ということ。同棲まる一年で結婚した筆者から、同棲前に絶対すべきこと、決めておくべきことを必要最低限の3つを紹介していきます!
目次
その1:どの費用をどちらが支払うのか
支払いを分担する
まず、お金です!どちらがどの費用をどんな割合で払うのか、事前にしっかり話しておきましょう。かかる費用は色々あります。家賃や光熱費のほか、食費にティッシュなどの消耗品、Wifiなどの通信費・・・。どちらかが車を持っている場合には駐車代なども発生するでしょう。これらの費用をどのように支払うかは、様々な要素を考慮する必要があります。
- 収入の多さ・少なさ
- 年齢(収入が発生してからの年数)の違い
- 仕事の拘束時間の長さ
- 夜勤があるかどうか
- 家事の作業量の違い
同棲に限らず、共働きの夫婦でもこれらの支払い方はさまざまです。うちの場合は、旦那の方が年齢(働いている年数)が上で、かつ収入も多いので家賃は多めに払ってもらい、光熱費は旦那の好意で全部払ってもらっています。いっぽう、食費など消耗品は折半しています。知り合いの夫婦ではすべて折半というところもありますし、家賃などの基本の支出は折半するが、子どもにかかる費用は全額旦那さん持ち、というところもあります。
おまち家の支払い方
どうやってお金の管理をしようか私たちも初めは迷いました。同棲を機に新しい新居を引っ越したということもあり、どこでどんな買い物をするか見当がつかなかったので、最初の数カ月はレシートをすべて取っておいて、月の終わりに現金で精算していました。その後、私たちは主に東急とイオンで買い物をすることが分かったので、私と彼(現旦那)とでそれぞれ東急カードとイオンカードをつくり、それぞれ新しく作った口座に請求が行くようにしました。これらのカードで支払っているのは食品やシャンプーなどの消耗品で、折半するルールにしています。そのため、毎月の終わりに各口座から落ちる金額を半分ずつ入金しています。
カードで支払うなら2枚つくるのがオススメ
その2:お互いの両親に報告する
両家の足並みをそろえる練習は同棲の報告から
二つ目は、家族に同棲の許可を取る、ということです。いい大人だし、そんなの要らないんじゃない?という親御さんもいると思います。片方の親がそういうタイプであっても、もう片方の親も同じとは限りません。考え方が厳しいほうの親を基準に準備するのが良いでしょう。結婚までの道のりを考えただけでも、両家顔合わせをどういう形式でやるか?結納は必要か不要か?結婚式はどこでやるか?など、当人たちを始めとして、お互いの親も納得できる選択を迫られる場面が出てきます。二人の希望を優先してくれる親が多いとは思いますが、両家の足並みを揃えようとお相手の親御さんはどう考えているのか、当人たちを介して聞かれることもあると思います。同じタイミングで、お互いの親に同棲のことを報告しましょう。
なぜ報告が必要なのか?
親世代では、まだまだ同棲へのポジティブな印象を持っていない人も多くいます。結婚を機に初めて二人が一緒に暮らすもの、というイメージを持っている場合には、結婚前から一緒に暮らすこと(=同棲)が、なんだか軽い・適当な印象を与えることも少なくありません。片方の、もしくは両方の親が同棲へのネガティブイメージを持っていた場合、報告なしに同棲を開始し、二人が結婚したい!と思ったタイミングで、後から「実は前から一緒に住んでいた」なんて明かされたら、そもそも同棲に良いイメージを持っていない親は、隠れて同棲していた二人のイメージが悪くなり結婚にも抵抗感を示すことになるでしょう。
同棲前に挨拶できると結婚が近づきますここまで報告の大切さを訴えたつもりですが、おそらく同棲に反対するだろうな、と思われる親をお持ちの人は、ますます報告へ気が進まないことでしょう。同棲することをゴールにしてしまうと、親への報告なしにパパッと住んでしまったほうが早いと感じるでしょうが、結婚をゴールと考えているアナタにとっては、報告することこそが実際に同棲することよりも重要だと筆者は考えます。もし仮に親に反対され同棲できない結果となったとしても、事前に報告したことについて誠意は評価されるでしょうし、住所を同じくすることはできなかったかもしれませんが、お互いの家に泊まったり、お家デートを重ねることで同棲気分も味わうことも可能です。それでも「反対」を避けるためにはもう一つ秘策があります。それは、結婚のご挨拶ならぬ同棲のご挨拶を提案することです。さきほども触れたように、同棲=軽いというイメージを持つ親が一定数います。同棲についても挨拶を提案することで、子どもである本人とそのお相手の誠意が伝わり、反対の意思から一転することもあります。人によっては県をまたぐ移動が必要になるなど大変な場合がありますが、その分、本人たちの誠意も伝わることでしょう。
同棲が認められれば、両家の親にとって、その後の結婚もほぼほぼ了承済みと捉えていいでしょう。一定期間、同棲した上で二人が結婚を決めたのであれば、お互いの生活リズムや食べ物の好き嫌い、お金の使い方など、もろもろの生き方をお互いに認め合った上での結論だと捉えることができるからです。また、お互いの親に報告するとき、自然と親から「結婚は考えているの?」と質問が飛ぶことでしょう。両家への報告ができた二人なら、結婚のことを前向きに検討しているはずです。より一層、誠意を持ってお付き合いを続けようとする思いが二人の心の中で強くなっているでしょう。
その3:期限を決める
オススメの期限は同棲してから1年半!
楽しい同棲生活について夢が膨らむなかで、その終わりを決めるというのは苦しいことかもしれません。しかし、期限を決めず、いつ結婚できるのかも分からず、ズルズルと何年も同棲し、挙句に残念ながらお別れするとなったとき、もっと辛い現実を目の当たりにすることでしょう...。少し怖がらせるような書き方をしましたが、期限は必ず決めてください。期限は自分の心の中で設定するのではなく、二人で決めたほうが絶対に良いです。1~1年半の間で設定するのが良いでしょう。1年住めば年間で決まっているイベントを一通り経験しますから、それ以上同棲するメリットが無いからです。結婚が決まってからは、どうしても結婚の挨拶や両家顔合わせ、予約するもの・購入するものなどやるべきことが沢山あり、時間と手間がかかります。このへんの作業を多く見積もって半年間として、同棲し始めてから1年半を限度するのがよいでしょう。
まとめ
いかがでしたか?今回は同棲前にすること3つに絞って紹介してきました。準備が整ったら後は同棲生活をいかに快適にするかですね。
ココがポイント
同棲前にするべきこと
- 支払いの分担を決める
- お互いの両親に報告する
- 期限を決める