「オンライン英会話が楽しくない!」「言葉が出てこなくて会話にならない!」「成長が感じられない!」など、オンライン英会話の悩みは尽きないですよね。
オンライン英会話でつまづいている人は、この5つの原因のどれかを抱えている可能性があります。
- 語彙力が不足している
- 教材選びが間違っている
- 料金プランがあっていない
- 講師に自分の希望を伝えていない
- レベルチェックを受けていない
この記事では、自分はどの原因に当てはまるのか、どのように解決したらいいのかを詳しく解説していきます。
目次
原因1:語彙力が不足している
もっとも当てはまりやすい(?)原因の1つ目は「語彙力が不足している」です。
しかし、「会話に必要な語彙力」というのは、新聞や論文に出てくるような難しい単語を多く知っているということではありません。
これはTOEIC満点や英検一級を保持している人が必ずしも英語を話せるわけではない理由です。
英会話に必要な語彙力が不足している状態とはどういうことなのか解説していきます!
語彙力が不足している人の特徴
英会話に必要な語彙力が不足している人にはこのような特徴があります。
- 話している途中で言葉が出てこなくて会話が中断する
- レッスン終了後も「ああ言えば良かったのか!」と答えが閃かない
- 英語のドラマや映画になると全く何を言っているのか聞き取れない
英語が口からうまく出てこない主な原因は、①語彙力があるのに実践に活かせない=アウトプット不足か、②そもそも語彙力が不足しているの2つです。
レッスン中は緊張などで頭が真っ白になり、実力が発揮できないことも珍しくありませんが、レッスンが終わったあとに「ああ言えば良かったのか!」と答えが頭に降ってこないのであれば、後者の「語彙力の不足」に当たる可能性が高いです。
語彙力が不足している場合の対策
繰り返しになりますが、英会話に必要な語彙力と資格試験で高得点を取るための語彙力は必ずしも一致しません。
英語スピーカーが日常的に使っている口語表現を中心に学んでいく必要があります。
「それならオンライン英会話で十分では?」と思うかもしれませんが、これが落とし穴。
対策のポイント
オンライン英会話とは別に、語彙力アップのための学習をする
なぜなら、オンライン英会話は(契約プランにもよりますが)せいぜい1日25分程度。
講師の話を聴いたり、自分が考えたり・話したりする時間を除けば、新しい単語や表現を覚える時間はほとんど残っていないのが現実です。
単語帳やTOEIC対策本を読み込むのも大いにアリですが、英会話に必要な語彙力をスキマ時間に高められる学習アプリ「アルクのトーキングマラソン」がお勧めです。
アルク トーキングマラソン
- 自主トレ型の英会話トレーニング
- あのキクタンシリーズで有名なアルクが運営
- 1回あたり5分程度!スキマ時間で学べる
- 月額4,378円(税込)
音声認識を使った判別システムによって、スマホ相手に英話のアウトプット力=語彙力を高められる自主トレーニングサービス。2週間の無料体験期間があります。
2週間とたっぷり無料体験期間があるので、オンライン英会話とあわせて続けてみて、自分の成長を確かめてみるのも良いですね◎
原因2:教材選びが間違っている
英語への苦手意識がない人ほど陥りやすい失敗は、自分の英会話レベルにあっていない教材を選んでしまうことです。
自分のレベルにあった教材を使用できていないと、「教材の内容がよく分からない」→「教材の内容についてうまく話せない」→「うまく話せない自分に嫌悪する」→「英語学習を辞めたくなる」という悪循環に陥ってしまいます。
「自分に英語は向いてないのかな・・・」と思う前に、一度教材選びを見直してみてください!
教材選びが間違っている人の特徴
教材選びでありがちなのは、実力よりもレベルの高い教材を選んでしまうことです。
TOEICや英検でハイスコア・級を持っていると、それにあわせてオンライン英会話の教材レベルもハイレベルなものを選んでしまいがちですが、これまでにスピーキング(=話す技能)の経験があまりないなら、英会話においては「初心者」の自覚を持つ必要があります。
そんな教材選びでうまくいっていない人にはこんな特徴があるはずです。
- どのレベルの教材が自分にあっているのか、いまいち分からない
- いつも時間内に教材を最後まで終えられない
- 分からないところがあるのに「分からない」と素直に言えない
- 教材の内容についての簡単な質問に答えられない
これらの特徴に当てはまる人は、きっとレッスンが楽しくないですよね。
英会話をあきらめる前に、次のことを試してみてください!
教材選びが間違っている人の場合
ここでの対策はとってもシンプル。
対策のポイント
思い切って教材レベルを2~3下げる
筆者はオンライン英会話を始める前に英検準1級を持っていたので、10段階中の6レベル(中の上ぐらい)の教材を使ってオンライン英会話を始めました。
英検に引っぱられて「自分=英語上級者」と思い込んでいた私ですが、中級レベルの教材でも分からない単語がいっぱい+講師の話していることも部分的にしか分からないという現実とのギャップにショックを受け、1年ほどオンライン英会話を休止していた時期がありました。
しかしその後、もう1回頑張ってみようと思い切って初心者レベル(レベル4)の教材から再開すると、レッスンの内容が100%分かる喜びで一気にレッスンが楽しくなり、段階的に教材レベルを上げていくことで自分の成長も感じ、現在まで継続することができています^^
原因3:料金プランがあっていない
オンライン英会話の本来の目的は英会話力を伸ばすことなのに、料金プラン内のレッスン回数をこなすことに一生懸命になっていませんか?
「毎日必ず1回!」「最低週5回!」と自分に厳しいルールを設定すると、だんだんと気持ちが先にしんどくなってしまいます。
また、気づいたら有料の予約システムや教材を多く利用していて、「初めに思っていたより出費が増えている!」と驚いた人もいるかもしれません。
オンライン英会話は継続が大事なので、精神的にも経済的にも長く続けられる自分にあった料金プランを見直すことが大事です。
料金プランがあっていない人の特徴
料金プランが自分にあっていない人にはこのような特徴があります。
- 毎日1レッスンプランなのに実際は週1、2回しかできていない
- 元を取らなくちゃ・・・という思いがストレスになっている
- せっかく予約しても、結局キャンセルすることが多い
- 有料の予約システムや教材の利用で思っていたより月謝が高くなっている
オンライン英会話は筋トレと似ています。
簡単にこなせるメニューを毎日続けても筋肉は増えませんし、ものすごい負荷のかかるメニューをたった1日こなしたからといって筋肉が増えるわけでもありません。
オンライン英会話も同じで、ほどよい負荷のレッスンを定期的に続けることが重要です。
いちど、自分のリアルな受講頻度を見直してみましょう。
料金プランがあっていない場合の対策
料金プランが実態にあっていない人はズバリ、こうしましょう。
対策のポイント
自分のリアルな受講頻度にあった料金プランに変更する
オンライン英会話はどれも似ているようで、実は意外と違いがあります。
主なタイプ別にお勧めのオンライン英会話を紹介します。
- 予約や教材で追加料金はもうイヤ!な人:「DMM英会話」
- きまった日に集中してレッスンを受けたい人:「ネイティブキャンプ」
- ビジネスに集中した対策をしたい人:「ビズメイツ」
- 月4回ぐらいから始めたい人:「レアジョブ英会話」か「QQ English」
筆者も続けている「DMM英会話」なら、予約や教材は一律無料。しかも、ネイティブ講師を希望する人なら、毎月定額でネイティブ講師のレッスンが受けられる「プラスネイティブプラン」もあるので、余計な費用がかかってくることはありません。
逆に、予約や一部の教材は有料であるものの、予約なしのレッスンなら定額で受け放題の「ネイティブキャンプ」は、特定の日に集中してレッスンを受けたい人にピッタリです。
ビジネス目的で英語を学びたいと考えているなら「ビズメイツ」がダントツです。ビジネス英語の教材は有料だったり、ビジネス英語のプランは割高な料金が設定されていたりすることも多いですが、ビズメイツはビジネスに特化しているので、料金プランに見合ったクオリティの高いレッスンが受けられます。
「そもそも週1ぐらいでいいかな・・・」と思っている人は、月4回のプランからある「レアジョブ英会話」か「QQ English」がお勧めです。
原因4:講師に自分の希望を伝えていない
「本当はもっとこうしてほしい・・・」そんな講師へのリクエストを胸に秘めたままレッスンを受けていませんか?
マンツーマンレッスンの一番の強みは、自分にあったレッスンをカスタマイズできるということ。
それなのに、自分の希望を伝えられず、満足いくレッスンを受けられていないとしたら凄く勿体ないことです。
そんなプチストレスを解消して、もっと実りのあるレッスンをアレンジしていきましょう!
講師に自分の希望を伝えてられていない人の特徴
講師に自分の希望を伝えられず、収穫の少ないレッスンを受けている人にはこんな特徴があります。
- 分かっていないのに分かったフリをしてしまう
- 分からないことを聞くのが難しい
- 分からないことを聞いてもあまり理解できない
- 教材は頭から順にやるものだと思っている
「分からないことを聞くこと=恥ずかしいこと」という思いを持ってしまいがちですが、勉強中の身なんですから分からないことがあって当然ですよね。
どの講師もその前提を分かった上でレッスンしてくれています。
一度、その「分からない」という恥ずかしさを受け入れられると、成長のスピードはグッと上がってくるはずです!
講師に自分の希望を伝えていない場合の対策
思うようなレッスンができていない人は、ズバリこうしてください。
対策のポイント
遠慮せず「こうしてほしい」ことを全部伝える
講師の英語が早くて聞き取れない場合は、ゆっくり言ってもらうようにしましょう(例:Could you speak more slowly?)。
間違いを指摘して欲しい場合は、そのように言いましょう(例:Please do not hesitate to correct my mistakes.)。
特定の項目を飛ばしたい場合も、遠慮なくそう言ってください(例:I'd like to skip Exercise #.)。
オンライン英会話は通学型と比べて安いとはいえ、レッスン1回で数百円~数千円払っていることになります。
少しでもコスパを上げるために、自分にあったレッスンを自分でプロデュースしてください。
原因5:レベルチェックを受けていない
「オンライン英会話の効果、出てるのかな?」「自分、成長しているのかな?」と不安になりますよね。
「効果がないなら辞めようかな・・・」そう思っている人もいるかもしれません。
そんな場合はレベルチェックを受けてみるのが良いと思います。
レベルチェックは、教材の一つとして設けている場合(例:DMM英会話)もあれば、無料体験レッスンの際に診断してくれる場合(例:ビズメイツ)もあります。
オンライン英会話に限らずとも、TOEICのSpeaking Testなど民間でスピーキング力を測る試験も多くあるので、それらを利用するのも手です。
レベルチェックの結果を目標にすることで、レッスンに身が入る人もいます。
ひと手間かかりますが、自分の立ち位置を客観的に測りたい人は考えてみてください。
レベルチェックを必要としている人の特徴
こんな特徴に当てはまる人はレベルチェックがお勧めです。
- 日常生活で英語を話す機会がなく、自分の成長度が分からない
- 効果が見えず、オンライン英会話を辞めようか迷っている
- 数字などの目に見える目標に向かって頑張るのが好き
- 英会話を頑張る目的が分からなくなってきた
自分の中に具体的なゴールを描けていないと気持ちがたるんでしまうのは、オンライン英会話に限ったことではありません。
お金を払ってやるからこそ、「気を引き締めて頑張りたい!」と思う人は是非レベルチェックを受けてみてください。
レベルチェックを受けていない場合の対策
成長具合を確かめるなら、自分のスピーキング力を数字で表すようにしましょう。
対策のポイント
レベルチェックの指標を設ける
(教材レベル・スピーキング試験・レベルチェック教材)
ちなみに、筆者はオンライン英会話の教材レベルを成長の指標の一つにしています。
仕事柄、アメリカ人やインド人とミーティングする機会があるので、「自分がどれぐらい相手の言っていることを理解できたか」、「自分の言いたいことをパッと適切な表現で伝えられたか」など自分の上達具合を日々感じることができるので、特にスピーキングのテストなどは受けていません。
[まとめ]オンライン英会話が続かない・上手くならない5つの原因と対処法
いかがでしたか?
オンライン英会話が続かない・上手くならない人は、以下の原因に当てはまっている可能性があります。
- 語彙力が不足している
- 教材選びが間違っている
- 料金プランがあっていない
- 講師に自分の希望を伝えていない
- レベルチェックを受けていない
紆余曲折あったものの、現在まで2年以上オンライン英会話を続けられている私は、この5つの原因それぞれに対してこのような対策を取っています。
- 語彙力→仕事のメールやミーティングを通じて語彙力アップ
- 教材選び→いろいろ使ってようやくDaily Newsに落ち着く
- 料金プラン→1日1レッスンコースで週5レッスン
- 講師に希望→ボキャブラリーを飛ばす、自分で記事を読む、というリクエスト済
- レベルチェック→教材レベルを指標にしている
「オンライン英会話、なんだかうまくいかないな・・・」と思っている人は、これら5つのどれかを試してみてくださいね。
ちなみに、ブログ筆者が続けているのは「DMM英会話」です。
DMM英会話
- 初心者から上級者まで学べる万能型
- 24時間365日レッスン対応
- ネイティブ・日本人講師にも対応
- 毎日1レッスン月額6,480円(税込)
筆者が2年以上継続中。教材数は業界最大級&世界130国以上から講師が集合。追加料金なしでビジネス英語も学べるコスパの良さが特徴です。
ほかにも、当ブログではオンライン英会話に関する記事をいろいろ書いているので参考にしてみてください。
この記事を書いた人:おまち