今年秋に出産予定の目黒区在住プレママとして目黒区の保育園情報をまとめてみました。
目次
目黒区の保育施設の申込から入所までの流れ
目黒区の保育園の申込から入所までの流れはざっくりこのようになっています。
申込から入所までの流れ
- 申込
- 調査
- 利用調整(選考)
- 入所内定
- 面談・健康診断
- 入所
1.申込み
申込みは、保育課保育施設利用係窓口で受付。
受付日と時間
祝日を除く月曜日から金曜日、8時30分から17時まで。
締切日
毎月8日頃が翌月1日入所の申込みの締切。※2月と3月の入所はなし。
必要書類
- 教育・保育給付認定申請書
- 保護者が保育を必要とすることを証明する書類(勤務証明書、病状内容確認書等)
- 世帯の所得状況が確認できる書類 保育の利用申込書
- その他各家庭の状況に応じて必要な書類(受託証明書等)
- 保育所入所申込受付チェックシート兼同意書(郵送の場合のみ必要)
育児休業中の場合
育児休業終了が5月10日の場合、5月1日入所から申込むことができます。
目黒区外の保育施設を希望の場合
目黒区在住で目黒区外の保育施設を希望の人も目黒区で申込可能。
目黒区を通して保育施設が所在する区市町村へ申し込みます。
それぞれの区市町村で申し込み締切日や必要書類が異なるため、各区市町村に直接お問い合わせのうえ、日にちに余裕を持って申し込んだ方が◎。
目黒区以外に住んでいる場合
目黒区以外に住んでいて、目黒区の認可保育園を希望の場合は、住んでいる区市町村の保育担当課で申し込む。
※申込みが制限される可能性あり
※ここに記載の内容は目黒区の公式サイト(https://www.city.meguro.tokyo.jp/kurashi/kosodate/hoiku/ninka/moshikomi/nagare.html)から引用しています。
2.調査
申し込み後、必要に応じて申込み内容などを目黒区が確認する。
3.利用調整(選考)
毎月、保育施設に空きが生じた場合に利用者を決めるための利用調整(選考)を行う。※先着順・抽選ではない
4.入所内定
利用調整(選考)の結果、入所が決まった人には内定通知書と口座振替依頼書等が送られる。
5.面談・健康診断
入所が決まった場合には、各施設で面談と健康診断が行われる(無料)。
6.入所
入所は毎月1日からとなり、月途中からの入所は不可。
入所後しばらくは、子どもが保育施設での生活に少しずつ慣れるように「ならし保育」があります。
目黒区内保育施設の空き状況
目黒区内 認可保育園の空き状況
下記のURLに、毎月1日に翌月入所分の空き状況が更新されています。
※目黒区 区内保育施設の空き状況(例月)https://www.city.meguro.tokyo.jp/kurashi/kosodate/hoiku/ninka/akijokyo.html
目黒区内 認可外保育園の空き状況
更新日は毎月1日と決まっていないようですが、以下のURLに空き状況が更新されています。
※目黒区 東京都認証保育所 https://www.city.meguro.tokyo.jp/shisetsu/shisetsu/hoikuen/hoikujo.html
目黒区の保育料
目黒区の保育料は世帯の所得に応じて階層別になっています。
保育料の試算方法
1. 前年度の書類を元に計算する方法
次の書類が手元にある人は下記、目黒区のホームページ(PDF資料)を元に計算してみてください。
- 会社員等(区民税が給与天引きの方):特別徴収税額通知書(納税義務者用)
- 自営業等(区民税を自身で申告する方):特別区民税・都民税税額決定納税通知書
- 特別徴収税額通知書(納税義務者用)、特別区民税・都民税税額決定納税通知書を紛失された方:特別区民税・都民税課税(非課税)課税証明
- 令和3年に日本で課税されていない方:源泉徴収票や給与証明書等
2. もっと簡単にざっくりと概算を出す方法
手元に該当の書類がない場合、あるいは産休や育休で所得が減るため概算の年収で概算の保育料を出したい場合は下記の計算ツールを参考にしてみてください。
https://23kids.tokyo/calc-meguro.html
産休にもらえる出産手当金や育休中にもらえる育児休業給付金は非課税のため、フルタイムで働いていた前年度の所得をもとに計算するよりも保育料が下がります。
目黒区の利用調整の点数(指数)
目黒区では申込者が定員を超えた場合に、利用調整基準指数(①基本指数と②調整指数の合計点)を元に利用者を決定します。
調整指数は保護者の点数を合算します(例:父親+母親)。
目黒区の基本指数
両親がフルタイムで共働き(週5日かつ一日7時間以上の労働をしている)の場合、20点×2名=40点となります。
過去2年の内定状況を見るに、この40点で申し込む世帯が最も多いです。
すべての基本指数を確認するには、下記に記載の「令和4年度 保育施設利用のご案内」27ページをご確認ください。
目黒区の調整指数
調整指数は、基礎指数のほかに「ひとり親世帯の場合は+10点」、「内定を辞退した場合は-1点」のように細かい点数が足し引きされます。
そのほか、「地域型保育事業や認可外施設または個人サービスを1カ月以上利用した場合に+2点」などもあります。
確実に内定を手に入れるために、この調整指数で何点か欲しいところですがそれなりにハードルも高いです。
すべての調整指数を確認するには、下記に記載の「令和4年度 保育施設利用のご案内」28ページをご確認ください。
目黒区の利用調整基準指数同位の優先順位
同じ利用調整基準指数の場合は、下記の優先順位によって利用調整が行われます。
- 区内在住児
- ひとり親世帯
- 基本指数上位者
- 新規申込者(兄弟姉妹と同一園を希望する場合を含む)
- 区内保育施設(区が利用調整する施設等及び区内の東京都認証保育所)に週5日かつ1日7時間以上勤務する育児休業中(各年4月の利用調整に
おいては、地域型保育又は東京都認証保育所の卒園児に関して育児休業中以外の場合を含む。)の保育士又は看護師であって、当該児童の入所月
の翌年度末まで区内保育施設において保育又は看護業務に継続して従事するもの - 年齢上限のある区が利用調整する施設等を利用している卒園児(卒園児4月のみ)
- 保護者が身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、愛の手帳のいずれかが交付されている(基本指数の類型番号2の障害に該当する者)
- 介護・看護(基本指数の類型番号3に該当する者)
- 保護者のいずれかが長期単身赴任、長期入院者又は常時病臥の場合
- 兄弟姉妹(卒園予定児を除く)が在所している又は二人以上同時申込み
- 児童を認可外保育園等に預け、父母が育児休業等から復職した日(認可外受託認定日)の早い者
- 世帯で保育料の滞納がない
- 申込み締切日までに就労している者(育児休業など、休職期間中の者は除く)
- 目黒区内に二親等以内の親族(入所日時点で65歳以上、病気療養中、就労等を除く)がいない
- 区市町村民税が低い世帯
- 目黒区在住期間が長い世帯(保護者のいずれかの長い方)
令和4年4月利用調整 指数別内定状況
このように認可はなかなか厳しい状況のようです。。。
5歳児までのすべての内定状況を確認するには、下記の目黒区のホームページ(pdf)からご確認ください。
その他の参考情報
令和4年度の保育園申込についての手引き書
申込の流れから調整指数、保育料についてなどもろもろの情報がまとまった書類があります。
こちら(目黒区公式ホームページ:https://www.city.meguro.tokyo.jp/kurashi/kosodate/hoiku/ninka/moshikomi/moushikomiannai.files/r4hoikusiseturiyounogoannnai.pdf)をご覧ください。
保育所等入所待機児童数の推移
とりあえず令和2年度(去年)、令和3年度(今年)の待機児童数は0になっています。
詳しくは以下の目黒区のホームページをご覧ください。
https://www.city.meguro.tokyo.jp/kurashi/kosodate/hoiku/ninka/taikijidosu.html