現実的な目標設定に必要な要素の頭文字を取ってこう呼ぶんだ。
昇進(プロモーション)のため、ブログ収入のため、起業のため...ビジネスをしていく中で、幾度となく目標設定する場面が出てくるかと思いますが、なんとなく目標を設定していませんか?スマートゴールは、効果的かつ現実的な目標(ゴール)を設定するための道しるべです。この記事ではどんな目標をどんな風に設定したらよいのか紹介していきます。
スマートゴール(SMART GOAL)とは?
目標設定に必要な5つの要素の頭文字をとってスマート(SMART)ゴールと言われています。
- Specific(具体的な)シンプルで分かりやすく、抽象的でない
- Measurable(測定可能な)効果を図る手段があり、数字で確認することが出来る
- Achievable(実現可能な) 現実的で、達成可能である
- Relevant(関連している)通常業務、会社の目標に関連している
- Time bound(タイムリーな)期限を決めている、時間の制約がある
※4.Relevantについて、同義語のRelatedのほか、Realistic(現実的な)としている場合もありますが、この中で一番自分のケースに合っている要素を選んで問題ないようです。
それぞれの要素についてもっと詳しく見ていきましょう。
S: Specific(具体的な)
- 誰:対象は誰なのか?関係している人は誰なのか?
- 何:何を達成する必要があるのか?
- どこ:どこで達成することができるのか?
- いつ:いつ達成する必要があるのか?
- なぜ:なぜ達成する必要があるのか?
M: Measurable(測定可能の)
- 目標はどんな大きさ(多さ)なのか?
- どうやって目標数値を測るのか?
- 何をもって目標達成とするのか?
- 進捗状況を知る手段・指標は何なのか?
A: Achievable(実現可能な)
- 目標を達成するために必要なリソース(手段、資源)はあるのか?ない場合、何が足りないのか?
- かつて、この目標を達成した人はいるのか?
- どのようにこの目標を達成することができるのか?
- 人や時間、お金といったコスト面においても実現可能なのか?
R: Related(関連する)
- 部署、会社が目指す方向と逸脱していないか?
- ターゲット(お客様)と関連しているのか?
- 自分はこの目標を達成するのに適切な人間なのか?
- 時代や、自分が置かれた環境から離れてはいないか?
T: Timely(タイムリーな)
- 期限はいつなのか?
- 今日、1か月後、3か月後、半年後、私は何をしているのか?
- この目標ゴールを達成するのに適切なタイミングなのか?
それぞれの要素に関連した目標を設定できましたか?このスマートゴールはプロジェクトワークにも活かすことができます。プロジェクトについては別記事で詳しく紹介しているので参考にしてみてくださいね。
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まとめ:スマートゴール(SMART GOAL)とは?
ココがポイント
- 目標設定に必要な要素の頭文字がSMART
- S(Specific):具体的な
- M(Measurable):計測可能な
- A(Achievable):実現可能な
- R(Related):関連する
- T(Timely):タイムリーな
いかがでしたか?目標が明確で現実的だと、目標達成に必要な要素や方法がおのずと見えてきますよね。私たちが目標を達成できない理由の一つは、理想に近づこうとするあまり非現実的な目標を設定していまうことにあるようです。スマートゴールを活かして夢の実現に向けて取り組んでみてください。